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女性部役員視察研修

2024-12-19

◆女性部役員視察研修

 12月4日(水)~12月6日(金)、南九州方面にて女性部役員視察研修を開催いたしました。初めての道外研修となり、出発前から、皆さんワクワクした様子が見られました。

 1日目は、鹿児島県「霧島神宮」へ視察に行きました。天気に恵まれ、鮮やかな朱色が生える境内と、桜島が見える展望台からの眺めは大変良い物でした。

 2日目は、鹿児島県「小城製粉株式会社」へ米粉製造工場の視察に伺いました。工場内には数百種類の米粉が積み上げられ、同じお菓子を製造する原料でも、それぞれ配合や粗さの違う米粉が用意されていることを知りました。併設されたお菓子店「のせ菓楽」では、全て米粉で作られてるという、和菓子から洋菓子までたくさんの商品が並び、米粉でこんなにも様々な種類のお菓子を作ることができるのかと、参加者一同大変驚いていました。また、出来立ての鹿児島名物「かるかん」やお土産までいただき、充実した施設見学となりました。

 工場視察のあとは、南幌町の姉妹町である熊本県多良木町、JAくま多良木支部女性部の皆さんとの交流会を行いました。到着するまでは、少々緊張もありましたが、手作りの郷土料理「いきなり団子」でおもてなしいただき、あっという間に打ち解けることができました。日本の北と南に位置し、気候や文化は違うものの、同じ農業者として、終始会話が弾み、名残惜しくもまた会えることを願い笑顔でのお別れとなりました。

 最終日には、南幌町の酒米を使用しております熊本県多良木町にある「有限会社那須酒造場」へ視察に伺い、焼酎が完成するまでの過程を丁寧にご説明頂きました。さらに当日は、偶然にも南幌町産の酒米を使った「南幌彗星」の仕込みをしており、実際に作業体験をさせていただくなど貴重な経験となりました。

 あっという間の2泊3日でしたが、大変充実した視察研修となりました。今後は、学んだことを活動に存分に活かし、様々な地域の女性部員の皆さんとの交流や米粉の活用等、女性部活動に取り入れていきたいと思います。

 

 

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